加齢黄斑変性とは、主に中年から高齢者に見られる疾患で、現在の日本の失明原因の第4位の疾患です。

黄斑とは網膜の中心部で、視力に影響が大きい部分です。

その黄斑部に新生血管と呼ばれる血管が生じ、出血を来したり、滲出液が出てくることで視力障害が起こります。

 

発生の要因として

• 加齢
• 喫煙
• 高脂肪食
• 太陽光
• 肥満
  などがあげられます。

また、症状として

• ものがゆがむ
• 視力が低下する
• 部分的に見えづらくなる
• 視野の中心が見えづらい
  などがあげられます。

 

治療について

主に硝子体注射が選択されます。

黄斑部の出血や滲出液をひかせるために、抗VEGF薬を眼球内に注射します。

当院では、患者様に合わせて硝子体注射の種類の選択や、治療の計画をおこなっていきます。

予防として緑黄色野菜の摂取、サプリメントや禁煙などの生活指導も重要となります。

加齢黄斑変性症は進行性の疾患であり、早期の発見と治療入が非常に重要であり、定期的な眼科検査が推奨されます。